Antithesis

シングルバトルの構築記事

SWSH シーズン24〜26 最終4位.7位.26位

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記事の見た目リニューアルしてみました。

この度はシーズン24シングルバトルにて最終7位、シーズン25にて最終4位、シーズン26にて最終26位を達成した構築をざっくり紹介しようと思います。


【構築経緯】
個人的に8世代の構築に水タイプは必須だと思っているので、水タイプの中でもっとも強いカイオーガを伝説枠として採用。
カイオーガを軸とした際に、もっとも重くなるカミツルギ、ゴリランダーに複数回繰り出せるクッションとしてHBサンダー。
カイオーガと相性が良く、苦手な範囲を互いに補える物理エースとして珠ランドロス
対面的な構築を組む際に、襷を持ったポケモンは入れ得なので汎用性の高い襷枠としてエースバーン。
カイオーガ軸の欠点は龍の一貫ができがちな事なので、龍の一貫切りとしてミミッキュ
ランドロスダイマックスでしか受けを崩せないのでダイマックスが不要な2枚目の崩し枠として鉢巻悪ウーラオス
端的に纏めたので採用理由が後付けな所もあるが、大雑把に纏めるとこんな感じである。



【構築紹介】

画像1

カイオーガ@とつげきチョッキ
特性:あめふらし
性格:ひかえめ
実数値:195(156)-x-111(4)-222(252+)-161(4)-122(92)
ねっとう しおふき れいとうビーム かみなり 

調整意図
H-D 控え目特化サンダーの威力140ダイサンダー99.7%で耐え
C 実数値H199-D152ザシアンを威力150雨ダイストリームで62.5%の乱数1発
S S4振りサンダー抜き

臆病メガゲンガーのC実数値と一致しているのが個人的にGood。一般的には対面構築のカイオーガこだわりスカーフで採用されているイメージであるが、自分は対面構築になるべくサイクル要素を取り入れた方が強いと考えているため、過剰ともいえる特殊耐久で強引にサイクルに加入させることもできるとつげきチョッキで採用。また、ミラーを意識してどれだけ素早さに振るかのイタチごっこが行われていた気がするが、流石に不毛だと判断し自分は敢えて同速を捨てて汎用性を高めた。

画像2

ランドロス(れいじゅうフォルム)@いのちのたま
特性:いかく
レベル:100
性格:ようき
実数値:165(4)-196(252)-110-x-100-157(252+)
じしん ストーンエッジ(いわなだれ) つるぎのまい そらをとぶ
   
カイオーガが誘うHDに特化しているタイプ受け、数値受けポケモンを一撃で吹き飛ばすまたは致命傷を負わすことが可能な為、カイオーガと縦の相性補完に優れている。余談ではあるが、シーズン26のみストーンエッジいわなだれで使用していた。覚えている限りでは怯ませて勝てた試合がなかったので、ランドロスを非ダイマ状態で大きく削る事が可能なストーンエッジで良かった。

画像3

サンダー@ゴツゴツメット
特性:せいでんき
性格:ずぶとい
実数値:197(252)-x-150(252+)-145-111(4)-120
ねっぷう ボルトチェンジ ぼうふう はねやすめ 

ランドロスの威嚇と合わせ足りない耐久値を補ったり、火力上昇アイテムを所持していないエースバーンを受けることができたりするほか、構築経緯でも述べたようにゴリランダー、カミツルギ入り構築に後手に回らないようにする役割がある。

    

画像4

エースバーン@きあいのタスキ
特性:リベロ
性格:いじっぱり
実数値:155-184(252+)-95-x-96(4)-171(252)
かえんボール とびひざげり ふいうち ダストシュート 


本当は襷枠としてウーラオスマンムーといった安定性が高いポケモンを選びたかったが、ランクマッチには多種多様な構築が存在する為、対応範囲がもっともが広い襷枠として仕方なくエースバーンを採用。カイオーガランドロスで初手ダイマックスした後の詰め筋にもなれるし、先発適性も高く初手にも置けるので選出の幅が広かった。しかし、命中不安で固められている故にどこまでいっても勝ち確盤面にならないのが辛かった。

画像6

ウーラオス(いちげきのかた)@こだわりハチマキ
特性:ふかしのこぶし
性格:ようき
実数値:175-182(252)-120-x-81(4)-163(252+)
あんこくきょうだ インファイト ストーンエッジ(ふいうち) つばめがえし

ジガルデ、ホウオウ軸の受け回しに強い。それに加えてカイオーガナットレイの並びを楽に崩せたのは良かった。エースバーンと並べる事によって相手視点どちらが襷なのか分からないのはこの並びの利点であったが、3シーズン目は流石にバレていた気がする。ホウオウがいなかったので、3シーズン目のみストーンエッジを不意打ちに変更。

画像6

ミミッキュ@タラプのみ
特性:ばけのかわ
性格:いじっぱり
実数値:155(196)-156(252+)-101(12)-x-126(4)-123(44)
じゃれつく ゴーストダイブ かげうち つるぎのまい  

イベルタル、ムゲンダイナに強い枠として採用。特に意識したのは後者で、フェアリータイプがいないカイオーガ軸だとカイオーガがチョッキでも削れてしまった瞬間にダイマックス砲を撃たれているだけで簡単に崩壊してしまうので個人的にカイオーガ軸にフェアリータイプは必須だったと思う。その他にも、日食ネクロズマ軸やカイオーガ軸にも選出できた。

S26のみ以下の調整に変更
↓↓↓↓↓↓

ミミッキュ@ひかりのこな
特性:ばけのかわ
性格:ようき
実数値:131(4)-142(252)-100-63-125-162(252+)
じゃれつく のろい いたみわけ みがわり 

増加傾向にあると感じたコスモパワー持ちのムゲンダイナ、ラッキー+ゼルネアスの並びを従来の並びでは崩せないので型を変更。イベルタル軸のカバルドンを誘い削って裏のランドロスを通すといった動きも多用した。粉は持たせる持ち物がなかったのでおまけ。


【最後に】
このルールも一区切りということで、基本選出などを記載しても意味が無いと思うので構築記事は以上となります。ここまで見てくださった方、ありがとうございます。